top of page

【 地域人物アーカイブ事業 】

街を、
人から残す。

街には、まだ話を聞ける人がいる。
しかし、その時間は無限ではない。

地域で生き、働き、
街と関係を結んできた人々の時間を、
声、表情、仕事をする手とともに、未来へ残します。

笹塚十号坂商店街で働くラーメン店主|地域人物アーカイブ
lifefilm photo

LifeFilm_地域人物アーカイブ事業_共同実証企画書_v4.2

01 | 笹塚の事例

撮影した二つの店は、
その後、街から姿を消しました。

LifeFilmは2020年、
東京・笹塚十号坂商店街で、
ラーメン店主とせんべい店主を撮影しました。

地域人物アーカイブの原点となった記録です。

lifefilm photo

父の店を継ぎ、

閉店まで厨房に立ち続けた店主。

いつもの手つき。

店内に流れていた音。

店を離れる前の言葉。

70年間続いた店で記録しました。

中華そば福寿の人物記録を見る

夫婦で店を支え、

長く地域の人々を迎えてきた店主。

せんべいを焼く手。

店内に積み重なった時間。

商売と家族について語った言葉。

半世紀働いた店で記録しました。

八幡せんべいの人物記録を見る

lifefilm photo

店名や所在地は、資料として残すことができます。

けれど、そこで働いていた人の声、

表情、仕事をする手、仕事場の空気は、

意識してカメラを向けなければ残りません。

lifefilm photo

2020年5月|創業1951年 中華そば福寿

lifefilm photo

2026年7月|跡地はマンションの玄関部

lifefilm photo

2020年6月|創業1963年 八幡せんべい

lifefilm photo

2026年7月|跡地は「まいばすけっと」

街は変わります。

だから、その前に、人を残しておきます。

街が変わったあとには、撮り直せません。

02|なぜ「人」を記録するのか

街の写真は増えている。
けれど、人の時間は残りにくい。

街の写真や短い動画、地域や店舗を紹介するPR映像は、大切な記録です。

一方で、なぜその人がこの土地で仕事を始めたのか。

何を守り、何を失い、何を次へ渡そうとしているのか。

声、間、表情、仕事をする手、店や街との距離感。

こうした「人物の時間」は、意識して残さなければ失われます。

lifefilm photo

いつもの場所

lifefilm photo

本人の声

商店街で仕事をする人物の手元|LifeFilm

仕事をする手

lifefilm photo

人との距離

LifeFilmは「街を紹介する映像」ではなく、

「街と人との関係を、一人の人生から記録する」

ことを目指します。

03|人物記録は、共生のための資料になる

同じ街にいても、
互いのことは、意外と知らない。

同じ地域で暮らし、働きながら、互いが何を考え、何を大切にしているのかを知る機会の少ない人々が、本人の声と日常の姿を通じて理解し合うための入口になります。

長く暮らしてきた人、新しく地域へ来た人、商店主、若者、高齢者、外国ルーツの住民。人物を属性の代表として分類するのではなく、一人の生活者・地域の担い手として記録することが、よりよい共生のための共有資料になり得ます。

世代を越えて

長く街を見てきた人と、これからを担う人の考えを知る。

仕事を越えて

商店主、会社員、職人、文化活動者など、異なる立場を知る。

国籍を越えて

外国ルーツの人を代表者ではなく、一人の生活者として知る。

地域の外へ

新住民や来訪者、海外の人が、そこに生きる人から地域を知る。

相互理解に使える人物記録を制作し、

地域側と活用方法を設計します。

04 | 一人から、何を残すのか

1名=ひとつの「人物アーカイブ」

一本の映像を制作して、納品して終わる。
それが、この事業の目的ではありません。

※実際に製作したLifeFilmの一部を抜粋したものです。

人物映像

本人の言葉と、その人の日常、仕事、生活、街との関係を記録します。

静止画記録

人物、店舗、仕事、道具、街との関係を示す映像フレームを記録画像として残します。

人物情報

略歴、仕事、地域との関係、本人の言葉、撮影年月日を文章で整理します。

人物ページ

映像、静止画、人物情報を一つにまとめ、人物ごとに閲覧できるページを形成します。

「映像一本」ではなく、「一人分の人物記録」を。

それを一人ずつ、地域に積み重ねていきます。

05 | 誰を残すのか

著名人ではなく、
その街で生きている人を。

従来のPR事業でも
功労者だけを選ぶ顕彰事業でも
ありません。

その街と関係を持ち、そこで時間を過ごし、働き、暮らし、

地域の変化を見てきた一人ひとりを記録の対象と考えます。

長く続けてきた人

地域で長年、

商売や仕事を続けてきた人。

新しく始めた人

地域へ新しく入り、

店や事業、活動を始めた人。

継ぐ人・閉じる人

事業承継、閉業、廃業など、

大きな節目を迎えている人。

地域から推薦される人

住民や地域関係者から「いま残したい」と推薦される人。

lifefilm photo

街の変化を見続ける人

65歳|不動産業を営む人

lifefilm photo

世代を越えて日常に触れる人

lifefilm photo

夜の街の時間を支える人

lifefilm photo

新しい文化を育てる人

lifefilm photo

店で働き、街の顔になる人

初動では、閉業、廃業、事業承継、高齢化など、

時間的な猶予が少ない人物を優先します。

しかし、この事業が残したいのは

過去だけではありません。

06 | 地域で、どう支えるか

一つの組織で
すべてを担う必要はありません。

推薦、企画・制作、財源、公開・保存を、
地域の複数主体で分担します。

人物選定・地域との接続

商店街・商店会、地域団体、

住民、地域関係者など。

候補者を選び、本人への最初の打診・接続、

地域内調整、必要な許諾を担う。

記録制作

LifeFilm

(当社)

合意された人物の取材設計、事前ヒアリング、

撮影・編集、本編・短尺・静止画制作を担う。

財源・協力

自治体、公社・財団、地域企業、

金融機関、まちづくり組織など。

地域に合う財源、助成、協賛、

共同事業を組み立てる。

公開・保存

自治体、商店街、図書館、

資料館、地域施設など。

公開導線、閲覧、展示、

長期保存の形を協議する。

LifeFilmは主に映像制作を担い、
地域側は地域内の事業主体性を担います。
双方に進む意思がある場合に、共同実証を始めます。

07|地域ごとに、どう始めるか

共同実証から始める

地域の歴史、既存組織、候補者、
予算、保存先はそれぞれ異なります。

そこで、まず地域側とLifeFilmが
一人の人物記録を共同でつくり、
制作・連携・公開の実態を確かめます。

【 始め方 】

共同実証 1

地域側とLifeFilmが協議して1名を選定。LifeFilmが通常仕様の人物映像・短尺・静止画を無償制作し、地域側が人物選定、本人への接続、地域内調整、許諾、周知を担う。

共同実証 2

完成した1名分を公開し、本人・地域関係者の評価、視聴導線、運営負荷、改善点、資金化可能性を共同で検証する。追加の無償撮影段階ではない。

【 費用 】

人物映像制作

人物映像の標準制作費:1名40万円(税込・2026年8月現在)

共同実証1の最初の1名のみLifeFilmが制作費を負担。

地域アーカイブ事業

候補者調整、事前取材、事務局、人物ページ、Web運用、

展示、長期保存、字幕等は、人数と実施内容に応じて設計。

【 財源 】

自治体・公社・商店街

財団の事業予算

文化・地域振興

事業承継等の助成

地域企業

金融機関の協賛

一つの組織、一つの財布だけで
全額を負担する設計を前提とせず、
地域ごとに現実的な組み合わせを検討します。

08|どこに残し、どう使うか

撮影して終わらせず、
地域の中で生きる記録へ。

発信

・LifeFilmの特設サイトを公開拠点にする
・自治体・商店街・地域ポータルから人物ページへ導線
・SNS短尺・静止画は保存先ではなく入口として使う
・上映会・展示・報告会で共有する

保存・活用

・図書館・資料館・博物館等との保存・閲覧を協議
・地域学習、世代間交流、事業承継、地域史・生活史に活用
・研究・文化・地域理解の一次資料へ育てる
・必要に応じ字幕・多言語人物ページを整備

公開範囲、映像・静止画・文章の使用方法、二次利用は、
本人の同意と関係者間の合意を前提とします。
公開することと、本人の権利を守ることを両立します。

09 | 点から、面へ

少人数から始める。
やがて、その街の時間が見えてくる。

一人の人物記録は、
一つの点です。

共同実証で価値と運営方法を確かめ、

継続資金が成立した地域だけが次の人物を有償で積み重ねます。

各地域が独立して記録を蓄積し、

それらが将来、地域を横断する人物アーカイブへつながります。

01

共同実証 1

1名で実物と

共同運営の実態をつくる。

共同実証 2

公開・評価・改善・資金化

を共同で検証する。

継続化

2人目以降を有償化し、

地域の継続事業へ育てる。

地域横断

成立した各地域の人物記録

をLifeFilm上で接続する。

【 先行モデル 】

笹塚|記録の原点

LifeFilmが2020年に撮影した商店街2店舗。その後二つの店舗は姿を消し、人物記録の必要性を示す実例となった。

吉祥寺|共同実証候補

地域側と共同意思を確認中。合意が成立した場合、吉祥寺全体で初期1名を共同実証する。

小岩|共同実証候補

KOITTO・商店街関係者との協議を想定。合意が成立した場合、小岩全体で初期1名を共同実証し、成果をもとに有償展開を検討する。

共同実証が成立した地域から得られた知見を、
次に共同意思を示した地域へ還流します。

事業設計を、
企画書にまとめました。

事業の意義、共同実証1・2、役割分担、協賛者への価値、公開・保存、地域横断ネットワークまでを、地域共通版企画書に詳しく記載しています。

LifeFilm_地域人物アーカイブ事業_共同実証企画書_v4.2

まず、
街のことを教えてください。

完成した一つの商品を持ち込むのではなく、
地域ごとの成立条件から一緒に考えます。

街ごとに、歴史も、担い手も、残しておきたい人物も、

利用できる財源も、記録を保存できる場所も異なります。

その地域で何が起きているのかを聞くところから始めます。

この地域で、
共同で1人を残すとしたら。

  • いま残しておきたい人物はいるか

  • 地域側のどの組織・担当者が共同実証の窓口になれるか

  • 本人への打診・接続を誰が担えるか

  • 地域内調整、許諾、周知、評価のうち何を担えるか

  • 共同実証後に、補助・商店街予算・協賛等を検討する意思があるか

LifeFilmは、共同実証1の初期1名を制作する用意があります。
地域側として、人物選定、本人への接続、地域内調整、周知、
成果検証を担い、ともに進める意思があるかをお聞かせください。

地域人物アーカイブ共同実証の相談

ご記入いただいた内容は、返信のみに使用します。

ご相談内容
本人への接続を担える人・組織

無償制作は、地域側との共同意思、役割分担、対象者、権利・公開条件に合意した共同実証案件に限ります。お問い合わせのみで無償撮影を約束するものではありません。

LifeFilm
人生を、未来の一次資料へ。
人は忘れる。だから、残しておく。
街を、人から残す。

bottom of page