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撮影者について
人を撮るとき、
言葉になる前のものを見ています。
そこに、その人の時間が
現れると思っています。

AMANES
国内外で、
約200名の人を撮影してきました。
仕事場で働く人。
旅の途中にいる人。
家族の中にいる人。
人生の節目に立っている人。
撮ってきたのは、
出来事そのものではありません。
その人が、
その時間をどう生きていたのか。
言葉になる前の表情。
黙っている時間。
歩き方。
仕事場に立つ姿。
誰かとの距離。
その場所に流れている空気。
そうしたものの中に、
人が生きてきた時間は現れます。
私はその時間を、
映像として残しています。
LifeFilmの土台には、
撮影してきた経験と、
私自身が歩き直してきた時間があります。
私はこれまで何度も、
かつて住んだ街や、
働いた場所、
悩んで歩いた道、
旅をした土地を訪ね直してきました。
ただ懐かしんでいたわ けではありません。
その頃には受け取りきれなかった時間を、
あとからもう一度、
自分の中へ戻そうとしていたのだと思います。
そうした時間の中で、
過去はただ過ぎ去ったものではなく、
今の自分につながっているものとして
少しずつ見えてきました。
LifeFilmは、
その経験の先にあります。
人は、
時間を過ごしていても、
その時間を受け取れているとは限りません。
本人が生きている最中には、
見えなかった時間があります。
家族が見ていたようで、
見えていなかった姿があります。
仕事や暮らしの中で、
ただ通り過ぎてしまった日々があります。
私は、
その時間を急がずに撮ります。
説明しすぎず、
整えすぎず、
無理に語らせず、