LifeFilm Case 12
32歳|ポールダンサー|栃木・宇都宮
十年踊ってきた身体を、
次の挑戦の前に。
プロのポールダンサーとして十年。
全国のショーパブから出演の依頼を受け、
各地の舞台に立ってきた女性。
自身のダンススクール開業を控えた時期に、
宇都宮でのショーに向かう一夜と、
その時の言葉を記録しました。
※実際に製作したLifeFilmの一部を抜粋したものです。
このLifeFilmで記録したもの
舞台に立つ姿
控室での準備
十年続けた仕事
開業前の言葉
身体に残った時間
このような節目に
独立や開業の前に
今の自分の姿を残したい
長く続けた仕事を残したい
舞台で重ねてきた十年
控室で身体を伸ばし、
化粧を整え、出番を待つ。
スタッフが声をかけると、
彼女は舞台袖へ向かいました。
ポールに身体を預け、
逆さになり、
ヒールを鳴らしながら、
客席の視線を受け止めていく。
プロのポールダンサーとして十年。
全国の現場に呼ばれ、
その土地ごとの舞台に立ってきました。
移動しながら、
身体ひとつで仕事を受け、
技を磨き、
舞台に立ち続けてきた時間。
この夜は、宇都宮のショーパブ。
次の現場は、四国の愛媛だと話していました。
その一夜を、
次の挑戦へ進む前に記録しました。
日記の代わりに、
映像で残す
一度目の撮影は、
ポールダンスで独立して五年目の節目でした。
日記やメモをつける習慣がないから、
その代わりに、
自分の人生のログとしてLifeFilmを残していきたい。
彼女はそう話していました。
「自分の考えていたことや思いを、
自分の声で乗せることができる。
どの日記よりも、当時をリアルに残せるから好き」
十年目を迎えた今回は、
これまで立ってきた場所を離れ、
自分のダンススクールを始める前の時期でした。
「生きている感じがするから」
なぜ、ポールダンサーをしているのか。
そう尋ねると、
彼女は少し言葉を選びながら、
こう話しました。
「生きている感じがするから」
会社員として働くこと。
誰かに雇われること。
決められた形の中で生きること。
それらがうまく合わなかった時期がありました。
いくつもの回り道を経て、
彼女はこの仕事にたどり着きました。
自分で現場を取り、
自分で技を磨き、
自分の身体で舞台に立つ。
その時間は、
自分の存在を確かめることにも
つながっていたといいます。
次の場所へ進む前に
当時の彼女は、
新しい挑戦を控えていました。
十年間、
ポールダンサーとして立ってきた現場。
その経験に、
ヨガや身体表現の学びを重ね、
自分のスクールを開こうとしていました。
満足もある。
不満足もある。
比べてしまう自分もいる。
それでも、
これ以外の形ではなかった。
今の自分の持っているものの中で、
良いところを伸ばしていきたい。
彼女は、
そう語っていました。
続けてきた仕事には、
その人だけの時間があります
仕事場。舞台。店。
教室。工房。厨房。
長く立ち続けてきた場所や、
呼ばれ続けてきた現場には、
本人にとっては当たり前になっている時間があります。
けれど、
その姿も、
その身体も、
その場所で過ごす日常も、
いつまでも同じ形で続くとは限りません。
閉じる前だけでなく、
次の場所へ進む前にも、
今だから残せる姿があります。
LifeFilmとして記録できるかどうか、
まずは短くお話を伺います。
撮影を決めていなくても問題ありません。