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LifeFilm Case 11

35歳|旅人|香港

過去の自分を見つめ直した。
そしてまた、今を残すために。

人生の異なる時期に撮影を重ねてきた男性。

暮らしを見つめ直そうとしていた時期に、
香港の街を歩く姿と、
そのとき抱いていた言葉を記録しました。

※実際に製作したLifeFilmの映像です。

過去の自分を、映像で見返して

28歳の頃から、
数回にわたりLifeFilmの撮影を重ねてきました。

今回の撮影につながったのは、
過去に制作した映像を
本人が見返したことでした。

映像の中にいた自分を見て、
今のままでよいのか、
もう一度暮らしを考えたかったといいます。

「自分を変えたいのかもしれない、結局」

すぐには言葉にできなかった思いを抱えながら、
もう一度、今の姿を撮ることになりました。

異国の街を歩きながら

撮影は、
香港で二日間にわたって行いました。

露店が並ぶ街を歩き、
トラムに乗り、
フェリーで対岸へ渡る。

彼は、
車窓や船の上から見える景色を、
静かに眺め続けていました。

決まった目的地へ急ぐのではなく、
自分の歩きたい場所を、
自分の速度で歩く。

普段の暮らしを離れた時間の中にいる、
そのままの姿を記録しました。

旅の中で語った、今の言葉

二日目の朝、
ホテルのラウンジで話を聞きました。

これまで選んできた暮らしのこと。
続けてきた仕事のこと。
これから、どのように生きたいのか。

話しながら、
まだ答えの決まっていない思いも、
そのまま言葉になっていきました。

LifeFilmでは、
結論を用意してもらう必要はありません。

その時点で考えていたことや、
まだ整理されていない声も、
その人の今として映像に残ります。

映像が届いたあと

完成した映像を見たあと、
彼はこう話しました。

「普段の日常から外れて、
自分を取り戻そうとするための旅でした」

「LifeFilmにしておけば、
その時の思いに何度でも立ち返ることができますから」

それから半年ほど経った頃、
新しい仕事を始めたという連絡が届きました。

その変化が、
映像によって生まれたものだとは限りません。

けれど今回の映像も、
旅の中で抱いていた思いや、
そのときの自分の姿を、
あとからもう一度受け取れる場所になりました。

一度きりではなく、
変わっていく時間を

人の暮らしや考え方は、
少しずつ変わっていきます。

以前の自分を映像で見返し、
今いる場所との違いに気づくこともあります。

そして、
もう一度残しておきたい時期が
訪れることもあります。

LifeFilmは、
一度だけ人生を記録するものではありません。

その時々にいた自分の姿と言葉を残し、
過去の時間を、
現在からもう一度受け取ることができます。

香港の街を歩きながら、
これからの暮らしを考えていた
一人の現在を残しました。

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