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LifeFilm Case 07

62歳|元テレビマン|東京・渋谷

撮る側で生きてきた人が、

初めて見た自分の姿。

国内外の現場で、
人や場所や時代をカメラに収めてきた男性。
第一線を離れた今、

カメラを持つ自分自身の姿を記録しました。

※実際に製作したLifeFilmの一部を抜粋したものです。

撮る側で生きてきた時間

記録映画、報道、テレビ、広告。

国内外のさまざまな現場で、
人や場所、変わっていく時代を
カメラに収めてきました。

第一線を離れてからは、
カメラを持つ機会も
少しずつ減っていたといいます。

それでも、
見ることや撮ることを
手放したわけではありませんでした。

「最近はあまり撮る機会もないから、
今回はカメラを持ち出す口実ができて嬉しいよ」

そう話し、
渋谷の街へカメラを持って出かけました。

撮る側から、撮られる側へ

撮影のきっかけは、
ラーメン店主のLifeFilmを見たことでした。

人を撮る仕事を続けてきた一方で、
自分自身は、
まともに撮られたことがない。

そのことに、
第一線を離れたあとで
初めて気づいたといいます。

「自分がどんなふうに映るのか、
一度見てみたくてね」

その言葉から、
この撮影が始まりました。

カメラを持つ、いつもの姿

冬の朝、
多くの人が行き交う渋谷で、
彼はカメラを構えていました。

ファインダーを覗き込み、
街を歩きながら、
ときには立ち止まって考える。

撮影中、
その表情は何度も変わりました。

眉間に皺を寄せて画面を見つめる姿。
そして、子どものように笑う姿。

カメラを持つことを、
心から楽しんでいるように見えました。

映像を見て、

初めて気づいたこと

完成した映像を見た本人は、
こう話しました。

「自分がこんなに嬉しそうに
カメラを構えているなんて知らなかったよ」

パートナーも、
映像を何度も見てくれたといいます。

自分がどのような表情をしているか。
何をしているときに楽しそうに見えるか。

撮られることで初めて、
本人にも見えるようになった姿がありました。

自分では見られない、自分の姿

鏡を見れば、
自分の顔を見ることはできます。

けれど、
何かに夢中になっているときの表情や、
人と話しているときの声、
日々を過ごしている自分の姿は、
自分では見ることができません。

LifeFilmは、
その人が生きている姿を
外側から見つめられる形にします。

人を撮り続けてきた人が、
初めて受け取った自分自身の姿を残しました。

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